まだ見ぬシワの先へ
KOMINKAN JAPAN Special Issue

まだ見ぬシワの先へ

贈り物にはいつも頭を悩ませる。
恋人、母親、友人はまだしも父親という存在は特に悩ましい。
どんなものが好きなのか?興味があるジャンルは?
彼等に今でも血湧き肉躍るような瞬間ってあるのだろうか?...いくら考えても分からないし思いつかない。

(彼等は)いつも自分のテリトリーの中でお決まりのルーティンをこなしている様にさえ見えてしまうし、シワが深く刻まれた表情から喜怒哀楽を読み取るのは至難の業である。
あまり接点のない義父さんなら尚更のことであろう(汗)。
もし普段見せない姿を目にしたいのであれば、お孫さんかペットの前にいる彼等を覗き見るのが1番である。

話を戻すと、悩ましいが故に贈り物が決まらないのであれば色々考えるのを辞めて、世の中のテンプレートを拝借して簡単に済ましてしまうこともできる。
ただ本当にそれでいいのだろうか?
味気なさすぎる気もするし‥何も考えない自分って‥‥

『父の日』って日頃の感謝を父親に伝えるのが本来の目的であるはずなのに、彼等のことを何も知らないし知ろうともしていない。これでは何に感謝してよいものやら。

そこで、まずは『(彼等に)興味を持つ事』をご提案。ただ何かネタが無いとなかなか会話が無いし、続かないと言うのであれば、1つ話題のタネになるようなストーリーのあるモノを贈るのがオススメ。



それがきっかけとなり、会話が増え生き生きとした彼等の姿を目にすることで理解が深まっていく。きっとシワの数だけ話題には事欠かないはずである。
私は今年、酒器を贈ってオヤジとお酒を飲みながら、他愛もない話をあれこれしてみようかなぁ。



愛すべき父親へ皆さん(あなた)の感謝がちゃんと届きますように。

 

 

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この記事を書いた人
松尾[KOMINKAN JAPAN商品開発チーム・元パパスアンドママスバイヤー・パパスアンドママスマネージャー]