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大村湾水産加工品販売株式会社
2年の歳月をかけて「黒なまこ石鹸」を開発
江戸時代から「ナマコ漁」が盛んな長崎県の大村湾。大村湾水産加工品販売株式会社はそこで採れた黒なまこを使用して、石鹸を作っています。
大村湾の黒なまこは古くから現在に至るまで、中国大陸へ輸出され、滋養強壮の食材や漢方の原料として親しまれています。輸出のために黒なまこを乾燥させる過程で、作業する女性の肌がツルツルになることからヒントを得て、商品開発をスタート。大村湾漁協・長崎大学・サティス製薬、三者の共同開発で2年の歳月をかけて、黒なまこ石鹸が誕生しました。
黒なまこ石鹸の収益の一部は、地域に還元され、なまこの稚魚を放流。資源の保護や乱獲防止の活動につなげています。