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優しくてもきちんと「落ちる」。米ぬか酵素洗顔

優しくてもきちんと「落ちる」。米ぬか酵素洗顔

「メイク落としはダブル洗顔」こんな当たり前がある中で。一発でメイクが完璧に落ちるのに、つっぱらない。使い続けると段々と毛穴の汚れや角栓が減ってゆき、肌がつるつるになる。 こだわりの日用品セットシリーズの、米ぬか酵素洗顔クレンジング (フロムファーイースト株式会社)。 成分は、「米ぬか」と「小麦ふすま」のたった2つのみ。ケミカルなものは一切含まれていない。なぜ汚れが落ちるかというと、米ぬかにはもともと米ぬか乳酸菌というものが含まれていて、その量を意図的に増やすことで、微生物の分解によって汚れが落ちるという仕組み。おまけにその排水で配管の中の汚れも分解してキレイにすることができるし、最後に川に流れて環境回復していく。 日々血眼になり売れる商品を探す身では「環境にやさしい」と謳う商品は数あれど、完全に使うほどに「環境に良い」こんな商品は他にはない。SDGsが叫ばれて数年たつが自分も含めて“みんな言うだけで何もしない”。環境をよくしようという事業は成り立ちづらい。これまでは経済発展すればするほど環境が悪化していったわけだけど、それを逆にできないかと考え始めた人がいる。 つまり、モノを作れば作るほど環境が良くなり、使えば使うほど健康になる。 廃棄することで環境がよくなって、事業が成功すればするほど環境がよくなるシステム――これが開発者である、フロムファーイースト株式会社の坂口さんのビジネスの根幹にある。環境破壊を引き起こしたのは先進国で、経済発展の代わりに環境を破壊してきた。これからの問題は先進国よりも人口が増えつつある途上国にある。これから発展して先進国と同じような経済力を持って消費活動を行うと、はっきり言って地球はアウトだが、そうした国の人々に発展するなとは言えない。そんな発展途上国で素材を生産することで環境保全しながら経済発展する仕組みが、この「みんなでみらいを」ブランドの商品の背景である。 しかしながら、ともかくはメイク落としとしての秀逸さが一番。人生の中の小さなストレスがお陰様で無くなった。   こだわりの日用品セットシリーズ この記事を書いた人高塚(KOMINKAN JAPAN商品開発チーム・パパスアンドママスbowl店プロデューサー)  

I LOVE 甘酒

I LOVE 甘酒

 皆さんこんにちは。KOMINKAN JAPAN、パパスアンドママスの山口です。私は生まれも育ちも九州、長崎。長崎って他の県の方、特に九州以外の方からするとなんとなく“暖かい”というイメージがあるそうです。でも…全然そんな事はないんです。冷え性の私は、5月でもホッカイロを使ってしまうくらい寒がり。(さすがにみんなには異常といわれますが…)皆さんは、「冷え」に関するお悩みはありませんか?日本人は男性の約4割、女性はなんと約7割が冷え性だという研究結果があるそうです。冷え性は万病の元といわれ、肩こりや頭痛、倦怠感や生理不順など、多くの不調をもたらします。私も学生の頃から不調続きで、冬は爪が紫色になってしまっていました。そんなある日、家でなんとなくテレビを眺めていた時のことです。たまたま甘酒の良さを伝えている番組に目が留まりました。その中で言われていたのが甘酒を飲む習慣で“基礎体温が上がる”というもの。それを見て、早速甘酒を飲み「健康になるぞー!」と息巻いていました。甘酒の原材料は米糀と酒粕が主流ですが、米糀の方がアルコールが入っておらずいつでも飲めるということで米麹タイプをチョイス。これで私も健康に。いざ実食!でも…正直苦手な味です…。好きな方も沢山いると思うのですが…私は苦手でした。なんとなく飲みなれない味。それでも飲み続けるためにいろんなものと混ぜて、味変しながら頑張っていました。すると、飲み始めて2週間ほどで肌の変化を実感。アトピーで乾燥肌の私が、何もつけていない状態でもみんなにしっとりと言われるまでに!基礎体温も34度台の時だってあったのに、36度台の日もかなり多くなってきました。本当に甘酒ってすごい!!!でも、やっぱり味が…!!!そう思いながら飲み続けていた私ですが、ある日全く予想もしなかった所で“美味しい甘酒”に出会うことが出来ました。 それはいつもの様に、服飾や雑貨の展示会に出かけた時の事。この日は、雑貨類の合同展示会が開催中で、何か新しい発見が無いかと初参加してみました。その会場の一角に食品が沢山並んでいるコーナーがありました。展示会場には様々な業種の方が出店しています。 思わず足を止めた食品コーナー・・・   ちょうど、食品を扱っている店舗の仕入れを担当させてもらっていましたので、少し見てみることに。すると、パッケージがとってもかわいい、カラフルな甘酒を見つけました。手に取ってみていると、担当の方が「試飲してみませんか?」とお薦めしてくださいました。小さい紙コップに少しだけならと飲んでみたところ、なんと美味しい!!!自分が美味しいと思う甘酒はないと思っていたけど、これは本当に美味しかったんです。身体にも良くて、しかも美味しいなら沢山の方に飲んで欲しい。この甘酒をご紹介したくて、この長文をしたためました。ご自分の為にはもちろんですが、大切な方へ、期待感抜群の甘酒をぜひ送ってみてはいかがでしょうか。 相手の方を思う気持ちを、かたちにしてお届けできると思います。   甘酒はここから↓浦野醤油醸造元の甘酒  この記事を書いた人 山口(オンラインストア責任者・KOMINKAN JAPAN商品開発チーム・元パパスアンドママスライフスタイルショップバイイング担当者・パパスアンドママスマネージャー・パパスアンドママス教育担当者)

私と久留米かすりの物語

私と久留米かすりの物語

私にとってかすりは、ひぃばあちゃんと過ごした記憶が蘇ってくるものです。 母の実家は代々、田舎で農業を営んでいます。そこに住むひぃばあちゃんは、私が幼い時によく面倒を見てくれていました。遊びに行っては家の前の小さな畑とハウスで野菜を取ったり、縁側で折り紙やお手玉をしたり。季節によっていろんなことを教わり、ひぃばあちゃんのすることを見よう見まねでやって、ゆったりした時間を過ごしていました。私はその時間がとても好きで、「今日はなにをするのだろう」といつもわくわく。田舎ならではの過ごし方や遊びが楽しくてたまりませんでした。そんな大好きなひぃばあちゃんが履いていたのが、「久留米かすりのもんぺ」でした。 ひぃばあちゃんとの楽しい記憶の端々には今もあのかすりの色と模様がしっかりと刻まれています。 そんな思い出があったので、就職しておしゃれなファッションアイテムの中に久留米かすりのもんぺが堂々と陳列されている様子にはかなり衝撃を受けました。「かすりのもんぺってひぃばあちゃんが履いていた年配のアイテムやん!」「おしゃれなアパレルの店になんで置いてあるの?」と。 でも、ずらっと並んだ人気の久留米かすりの商品を見てみると、自分が今まで知っていたかすりとずいぶん違うのです。 かすりならではのかすれた柔らかい印象の柄で表現されたドットやストライプ。それに明るいトーンから暗いトーンまで幅広くあるカラー。 私の久留米かすりに対するイメージが大きく変わった瞬間でした。 「久留米かすり」とだけ聞くと、年配の服というイメージがあって、自分が着るにはハードルが高いと感じていたのに、すごくおしゃれでかわいいとさえ思うほど。ショップに立つ先輩たちも日頃から愛用していて、その肌触りの心地よさに私もすぐに虜になってしまいました。 それからというもの久留米かすりの魅力の沼にどんどんハマり続けています。今回はストールやハンカチ、あづま袋にふろしきと、身近においていつでも使えるアイテムを扱えることになったので、ファンの一人としてとても喜んでいます。 久留米かすりは毎日使ってどんどん洗ってもへこたれないほど生地が丈夫。いい風合いを出しながら柔らかくなっていくので肌触りもよく、困ったときはコレ!の頼れるアイテムになってくれます。 柄の柔らかな印象とカラー展開の多さも魅力で、ちょっとお洋服で冒険したいときにも、ちょい足しするだけでがらりと印象を変えてくれるので、いくつもそろえたくなっちゃいます。 大人になって再会した久留米かすりは、新しい時代にフィットしたおしゃれなアイテムになっていました。 けれど、伝統の織り方で手間ひまかけて作られた久留米かすりの美しさ、心地よさ、丈夫さは変わりません。気軽に使えて、ストレスを感じさせない生地の魅力は永遠です。 私がショップに立つ日、おでかけの日に、真っ先に手が伸びるのは久留米かすりのアイテム。ひぃばあちゃんも、同じだったのかもしれません。ひ孫の私が訪ねる日の朝には、思いっきり遊べるようにとかすりのもんぺを選んでくれていたのかもしれません。 これまでも、これからも。良いものは世代を超えてつながれていく。その良さを、このショップでしっかりお伝えしていきたいと思っています。    YOKKA 久留米絣の商品についてはこちらから↓   この記事を書いた人坪井 詩奈

贈り物の「これじゃない感」をなくそう。

贈り物の「これじゃない感」をなくそう。

「還暦ギフトの見直し」から生まれたチュニック   普段使いで人気のあるアイテムから、赤をチョイスしたギフト。  贈り物と聞いて浮かんでくるのは、クリスマスの思い出です。 小学校4年生まで、サンタを信じる子どもの元にはサンタクロースがやってきていました。12月に入ると、サンタにお手紙を書くところから始まります。 欲しいものと、それが欲しい理由。最後に「良い子に過ごす約束」を書いて、自宅のポストに入れておくといつの間にかなくなっています。 そしてクリスマスの夜。届くのは、書いたものだったり、限りなく希望に沿ったものだったり、全く違うものだったりしました。手紙に書いたプレゼントと違う...。これじゃない...。その「これじゃない感」は、両親の教育方針だったり、将来を考えた際の愛情が生んだものだと思います。大人の今、仕事でもプライベートでも贈り物をする機会は増えました。贈る際は「これじゃない」とならないようにしたいと考えています。やっぱり喜んで欲しいから。「これじゃない」は、プレゼント選びをする側としても感じることもあります。それは、父の還暦の時のことです。 その時はまだ、じーじと呼ぶには元気すぎるほど。今時60歳なんてまだまだ若いわけで...還暦向けの名入りの赤い晩酌セットや、いかにも高齢者向けといったラインナップの赤い商品は私自身が「これじゃない」と感じました。それまで歩んできた人生も、人となりも60歳の人がいたらそれぞれ全然違うし、何よりまだ若々しいのに、おじいちゃん扱いする画一的な還暦のギフトは「その人のことをあまり考えていないプレゼント」のように感じました。そのラインナップを眺めていると「お父さん、こんなにお年寄りじゃないよね」「こんなの好きじゃないよね」という、反発心に似た想いがふつふつと湧いてきました。結局、父はゴルフが好きだったので、タイガーウッズが着ているような赤いポロシャツを贈りました。母の還暦はその数年後でしたが、贈ったのは食事会とバッグ。もはや赤いものでもなかったと思います。(お店の方がちゃんちゃんこを用意してくださったのでそれで記念写真は撮りましたが)親子でも共有できるデザイン。顔色がよく見える赤。 贈り物は、「気持ちの一部」をものに変えたもの。kOMINKAN JAPANが掲げている「贈りものを見直す」は、相手のことをあらためて想いましょう、という優しいメッセージだと思っています。つまり贈り物のシーンで生じる「これじゃない感」をなくすことだと。伝統やなんとなくの決まり事を飛び越えて、相手を想い、自分の気持ちをきちんとものに変換する贈り物をしたいと思います。  還暦におすすめの商品はこちらから この記事を書いた人KOMINKAN JAPAN編集部