自由に天を舞う鳥のように
「終活」が広まり、生前にご自分のお気に召した壺をご用意させる方も増えています。
400年続く磁器の町、有田で四代続く上絵付専門の窯元 肥前赤絵窯元「鷹巣」の御遺骨入れ。サイズは直径16.5cm、高さ19.0cmの5寸です。
伝統的手法で磁器に絵付けがしてあり、印刷では得られない手描きのあたたかみが感じられます。
4代目、鷹巣佳之さんの描く鶴は、どこまでも自由で愛らしく、生前に飾り壺や貴重品入れとして愛用される方もいらっしゃいます。
お別れの瞬間もそれ以降も、そして後世にもその人らしさが伝わる、美しい御遺骨入れです。
長寿や夫婦円満の象徴とされる鶴ですが、遠くまで響きわたる鳴き声が「天まで届く」ようだと、古くから“天と地をつなぐ存在”として尊ばれてきました。
生前は長寿を願い、のちに天上へ上るという願いを込められています。
心を込めて1つ1つ丁寧に作られた有田伝統の壺は、自分用に、大切な人のためにふさわしい品です。