木製の珠のあたたかな手触りが人気のお念珠
「念珠(数珠)は人生の大切な場面に寄り添う道具だから、一つ一つの素材が丁寧に作られたものを厳選して作りたい」そんな想いで心を込めて作られる念珠メーカー“ひいらぎ”のお念珠。
紅梅は濃いめの木珠・鉄刀木(たがやさん)と桜鼠と言われる柔らかなピンクの房で作られています。
触るたびに木の温かさが感じられます。
シックな色合いながら優しい房色が女性らしさを伝えてくれます。
「片手念珠」というタイプの一重の念珠。
ほとんどの宗派の正式な仏事でお使いいただけます。
鉄刀木(たがやさん)とは
マメ科の木で、漢字を見て想像できるように硬く重たい木材で、「鉄の刀のようだ」ということから、そのように呼ばれています。数量があまりとれないのと、高級家具などにも使われていることから希少価値が高くなっています。
ひいらぎの鉄刀木は素挽きでお出ししているため、くっきりとした縞目をお楽しみいただけます。
桜鼠色とは
淡い紅色に灰色あるいは薄墨がかって、わずかにくすんだ薄い桜色の事。いわゆる墨染の桜の色です。
『古今和歌集』では「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」(人が亡くなったとき喪に服するように、せめて今年だけは墨色がかった色に咲いてくれ)と詠まれています。
房について
国内にて糸の長さや本数を決め、染色、撚りをかけた正絹の糸を使用。じっくり時間をかけて作っています。
パッケージについて
菩提樹の柄を配した美しい桐箱に入れてお届けいたします。桐箱は調湿効果に優れた容れ物です、長期保管の際には桐箱をご利用ください。